ご葬儀のときの白木の位牌は仮のものですから、四十九日法要までに本位牌に作りかえます。位牌の表には戒名、亡くなった年月日、裏には俗名、行年(享年)を入れます。

伝統の技術をさらに磨き上げた逸品。

 輪島塗は、600年以上の歴史を誇る日本の漆塗伝統工芸です。多々ある漆伝統工芸の中でも輪島塗は最も華麗で堅牢であると言われています。極上塗は高級漆を使い、あたかも鏡面のような仕上がりです。よどみのない塗面は卓越した職人の技の見せどころです。本位牌は最上質の高級漆を家代々で技術を受け継いだ輪島職人が、丁寧に刷毛塗りし、最後に五毛色金粉(純度98.91%)を使用して面粉仕上げした最高級お位牌です。

 
 
       
   
     
 
   

黒檀・紫檀など、銘木の木目をいかしました。

黒檀・紫檀などの輸入銘木を素材として製作した、木目を生かしたお位牌です。極めて硬く、耐久性に優れ、虫や菌に侵されにくいうえ、乾燥性がよいという特徴があります。仏壇店ならではの、黒檀・紫檀等の銘木は、故人の霊位の形を表わすのにふさわしい逸品に仕上がります。黒檀/インドネシアのスラウェシ島で産出される材のものがもっとも有名です。黒地に美しい木目が浮き出た最高級の縞黒檀を使用します。紫檀/ローズウッド、パーロッサなどが紫檀として使われています。「紫」というより、どちらかといえば「赤茶」色をしていて、古くから珍重されていました。

   
         
   
 

尊いご先祖様にふさわしい重厚感。

 回出(くりだし)位牌は、戒名を書く板が7〜8枚納まるようになっている箱形の位牌で、先祖の位牌が沢山ある場合、回出位牌にまとめることもあります。一番前の札に、先祖代々之霊位という文字を入れます。故人の命日の順に重ねておき、命日のご先祖さまの札が前面に繰り出すようになっています。追善供養終忌といわれる三十三回忌などのくぎりがついたときを目安に造ります。

 

呂色塗りは、塗りの最高峰。

呂色塗りは、厚手下地に黒漆を塗り、塗り面を炭で磨く手法で、塗り面を平滑にして深い光沢を出します。その工程は、下記のように黒漆を塗ってこれを研磨、再度塗り・研磨と、いくどもの工程を経ます。一般の漆塗りと異なり刷毛跡は全く見られず、微細な塵埃の付着も許しません。また、下地は漆で固めていきますから湿気にも強く、堅牢です。純黒の気品ある塗り膚と光沢は、他の塗料の追随を許さない品格と美しさを発揮します。

     
     
     
           
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